よってみて

フィルムカメラでスナップ写真撮ってます...


In 08 2014

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Category: 未分類   Tags: オーディオ  

レコードをMcIntoshで聴く

マッキンといえば現代ではパソコンメーカーを思い浮かべる方が殆どでしょうが、オーディオ好きにとっては押しも押されぬアメリカのアンプメーカーです。
1970~80年代のオーディオ全盛時代にマッキンのアンプは憧れというより雲の上のような高嶺の花で、学校帰りに立ち寄るオーディオ屋でも特別な部屋に置かれていて鼻垂れ小僧に毛の生えたような自分たちには近寄ることもままならないような存在でした。
当時で大衆車が一台買えてしまう様な値段でしたから当然と言えば当然です。

そしてそれから数十年の時を経てそれは手がとどく存在になりました。
もちろん現代の最新型は今でも車が買えてしまう値段ですがそんなものには興味なくて、あくまでも手に入れたいのは当時憧れの眼差しで遠巻きにしていたアンプです。
程度の良い物はだいぶ少なくなってきたようですが、それでも探せばまだ見つかりました。
値段も当時の半分以下

そうして手に入れた憧れの君の音は・・・・
ナローで、低音はすこし膨らんで締りがないし、音の定位も悪い。
音場の再現や空気感の再生や定位などを優先に設置したメインのシステムではアラばかり目立って良いとこなし。
聞いた瞬間100年の恋ならぬ数十年の恋も一気に醒めてしまいました。
現代にあってはさすがに飾りにしかならないかと諦めてその後は放置・・・

レコードを聴くことが多くなった頃、ある日なんとなく思い立ってこのアンプとレコードプレーヤー、そしてこれもまたしばらく放置していたスピーカーを廊下に持ちだして聴いてみました。

それはもう目からウロコが落ちるようでした。
メインのシステムで聴いていてもパッとしなかった古いエラ・フィッツジェラルドやサラ・ボーンの歌声がなんと艷やかで芳醇な歌声に聞こえてくることか。
続いてバイオリンコンチェルトを聴いてみる・・・なんとうっとりするような音色。
続けざまにジャズやクラシックのレコードをとっかえひっかえ聴きまくりました。
メインのシステムで鳴らすCDの音とは全く違う世界でした。
昔は全てレコードで聴いていたはずなのに、こういう音には気づかなかったのでしょう。若かったからなのかもしれません。
そしてやっとこのマッキンのアンプの良さがわかったような気がしました。
当時、立ち入る事ができなかったガラスの向こうで聴こえていたのはこういう音だったのかもしれません。
今やクラシックの弦楽器や古いジャズ・ボーカルはもうCDでは聴く気が起こりません。

でもここで聴きたいものはとても限定されています。
音の分離や定位、音場感、低音の締まりや力強さなどはやっぱりCDの方がよくて、そういうものをレコードに求める気はありません。
オールマイティーじゃなくていいんです。

かくしてレコード集めはこれからも続きます・・・

(くだらない文章をだらだらとすみません)

PENTAX K-7 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL



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